一衣帯水 地号 1972年9月の「日中共同声明」のなかで、「日中両国は、一衣帯水の間にある隣国であり、長い伝統的友好の歴史を有する」と使われている。本書のタイトルは、この一文から『一衣帯水』と名付けられた。 本書は、共同声明を出したころの卓越した見識を有した政治家たちを思いおこしつつ、共同声明の精神を守り、エッセーというジャンルにより、歴史上ならびに現代の実生活において友好的に交流した実在の人、本当にあった話を紹介し、また、異文化間コミュニケーションというプロセスにおいて生じがちな考え方の相違や善意による誤解を解説していくことによって、お互いの理解を深めていくことを趣旨としている。 本書を日中両国間で経済、貿易、文化交流活動に従事している方々や相手国の言語と文化を学んでいる両国の学生の皆様に、さらにより広い層の方々にも読んでいただきたいという思いから、両言語を左右の頁に対照とした形をとっている。本書は前作天号に続く第二刊である。 販売価格¥1,100(税込) 数量 在庫在庫有り 書誌情報 書籍名 一衣帯水 地号 日中間の人物交流と異文化間コミュニケーション 編著 張 麟声 大形 徹 発売日 2015/10/5 価格(税抜) ¥1,000 ISBN-10 4905013860 ISBN-13 978-4-905013-86-0 出版社 日中言語文化出版社